ツボ32：ボケ防止

手首・足首が固いとボケやすくなります
関節をやわらかく保ってボケを防ぎましょう

ボケる原因
40歳、50歳と年齢を重ねるうちに、老化現象で脳の働きも衰えてきます。
俗に言う、ボケてくるわけです。
ボケには「脳血管性血痴呆」と「アルツハイマー型痴呆」の2種類があり、
患者の7割は脳の血管がつまって、脳細胞が死んで記憶障害が起こる脳血管性痴呆です。
従ってボケを防止するには、脳内の血液循環をよくし、脳を活性化させましょう。

特効ツボとゾーン

《手》

神門（しんもん）
手首の横ジワの小指側の少しくぼんだところにあります。
不安やストレスによるイライラした気分を落ち着かせます。

大陵（たいりょう）
手首の内側中央にあるツボです。
押しもみすることで心臓が強化され血行が良くなります。
物忘れが気になったらここを刺激します。

太淵（たいえん）
手首の横ジワの親指側の端、骨の出っ張りの下のくぼんでいるところです。
ボケ防止には手首を柔らかく保つことが大切です。
脳が活性化されます。

陽谿（ようけい）
手の甲を反らせて、親指の下にできるくぼみと、
手首が交わるところにあります。
末梢に向かう血液の流れをよくします。

陽池（ようち）
血液が栄養分をしっかりと細胞に運べば老化は抑制されます。
陽池は細胞に届く末梢血管の流れをよくし、
脳の機能を高め活性化します。

陽谷（ようこく）
手の甲側、手首の横ジワの小指側のくぼみです。
手のひら側にある神門のツボといっしょに押しもみすると、
脳の疲れが取れすっきりしてきます。

《足》

脳全体ゾーン
脳の血管が詰まると、脳細胞が死んで、ボケが起こります。
脳の相対する親指全体を押しもみすることで、脳内の血のめぐりを
よくしておきましょう。

湧泉（ゆうせん）
湧泉のツボは生きるための生命の泉です。
土踏まずのやや上の中央にあります。
親指でよく押しもみます。
足裏が温まるまで繰り返します。

刺激法

足の親指は脳に直結しているので、刺激することで脳は活性化します。
脳全体ゾーンは、手の親指の腹でこねるように押しもんだら、
指先で圧迫するようにやや強めに刺激します。

ONE　POINT
手の回転運動で脳梗塞やボケを防止できます
両手を肩の高さに置き、手の甲を内側に向けて、
そのまま手を反転させて、手の甲を外に向けます。
くるくると回転させる運動です。とても簡単です。
30回くらい続けてください。
手首が柔らかくなり、脳も活性化され、脳の老化を防ぎます。

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