- 2019.03.12
ツボの基礎知識①:ツボの刺激がカラダによく効く5つのポイント
ツボの基礎知識①:ツボの刺激がカラダによく効く5つのポイント
ポイント1:ツボはカラダのいたる所にあります。
人間の体には血管や神経が網の目のようにはりめぐらされ、生命活動を営んでいます。
東洋医学ではそれ以外に、「気血」の通る道もあると考えられています。
気、血、すなわち生命エネルギーの通る道であり、これが経絡です。
主な経絡は12あり、その経絡上にあるのがツボで、365もあります。
経絡を通って気血が全身に満ちスムーズに流れていれば、私たちは健康でいられるのです。
ポイント2:ツボ和刺激すると、悪いところが改善されます。
体に不調が起きると、必ず関係のある経絡の上に反応があらわれます。
つまりツボに痛み、しびれ、圧痛、冷え、ほてり、などといった反応があらわれるのです。
そこで反応のあったツボを押しもみして刺激を与えると、経絡で結ばれている内臓や脳に伝わり、
内臓や脳の働きを回復させることができるのです。
滞っていた経絡の流れがよくなり、気血が調節されれば、再び生命エネルギーが全身にあふれ、
体の失調が改善されていくのです。
また、普段から自分の持病のツボを刺激していれば、予防もできるわけです。
ポイント3:手が受けた刺激は脳にダイレクトに伝わります
たとえば頭が痛いときに、手のツボを刺激するって、不可解な気がしますね。
これは経絡でつながっています。
手の指先にはつながる経絡が密集していて、ここで受けた刺激は、
脳にダイレクトに伝わります。
「手は外部の脳」といわれるくらい密接につながっているのです。
私たちは脳を直接刺激することはできませんが、手を刺激することは可能です。
ポイント4:足のツボはカラダの臓器やパーツに対応しています
足の裏には70ものツボが集まっていて、これらのツボが内臓やパーツに対応しています。
大きな区分けとしては、両足とも親指が頭にあたり、土踏まず周辺が心臓や胃や肝臓にあたり、
かかとがおしりに相対しています。
まさに足裏は人体をそのまま投影しているといっていいでしょう。
それで、足ツボを刺激するだけで、体全体を改善したり強化したりできるのです。
ポイント5:手と足の刺激で、痛みが緩和されたり、体質改善できます
ツボ療法は誰もが持っている自然治癒力を高め、正常で健康な状態に戻すことを目的にしています。
一人一人の体質が違えば、効果も度合いもまた違ってきます。
いえることは、あなたの体のペースに合わせて効いていくということです。
「効くのかしら?」と半信半疑で行わず、「必ず良くなる、よくする」と念じて、
行って下さい。
それがあなたの体の治癒力を引き出し、症状の改善にもつながるのです。
繰り返し行えば、体質そのものも改善・強化する事が出来ます。
ツボを健康維持に役立てていきましょう。
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